本州の人からすると、北海道の冬はさぞかし寒いのだろうと想像します。
マイナス20度とか生きていけないんじゃない?実際の寒さはどうなんだろう?って思いますよね。
私も東京にいた頃はそう思ってました。冬はとても暮らしていけないだろう…と…。
しかし、東京の方が寒さを感じる時間が長く、また実際に寒いです!ほんとです!
なぜそう感じるのかを説明したいと思います。
もくじ
北海道は建物の中がめちゃくちゃ暖かい!
北海道の冬に一度でも来たことがある方は分かると思いますが、道内の建物の中はとにかく暖かいです。
一般家庭の住居も、大型店舗も、コンビニも、レンタルショップも暖かい。
これは寒冷地だからこその特徴で、建物の構造が本州などと異なるからなんですね。
壁は断熱材が入り、窓は二重窓、ストーブをつければ熱が逃げにくい構造です。
道内の住宅を観察するとわかりますが、窓の数が異様に少なく、しかも小さいです。
なので、普通にストーブをつけていれば建物の中で凍えることはなく、むしろ薄着で過ごせるというわけです。
東京の住宅は寒い!
北海道の住宅に比べると、関東などの住宅は寒さ対策を考えて造られていないので、冬はとても寒い。
窓も二重ではなく、壁も薄い、寒い日は建物が冷やされ寒さが家の中まで入りやすく、場合によっては隙間風も感じます。
トイレやお風呂も自然換気を考えた構造が多いので、冬は寒いですね。北海道ではまずお目にかかりません。
私は北海道にいるときより、東京にいるときのほうが風邪を引いていました。東京の方が寒さが身にしみるんですよね…。
都内は移動中もかなり寒い
東京都内だと地下鉄やらJRやらの鉄道乗換え移動が主な交通手段ですね。
都内の列車の特徴なのですが、結構列車内が寒いんですよね。
何故かと言うと、複数の駅に止まる度に寒い風が入ってきて暖房の意味がなくなる、またドアも多いので冷えやすいんです。
電車を待つプラットホームは風に吹かれて寒いし、待合所も吹きさらし、乗り換えの間や駅から自宅までも凍えます。
北海道の鉄道は寒さ対策が取られているので暖かい
対して北海道の場合、ホームで待つともちろん死ぬほど寒いですが、基本的に暖房がついた待合室が完備されていることがほとんどです。
待合室に入れない場合でも、建物として締め切る構造が主なので、東京のように寒くないです。
また電車の中もガンガンに暖房が効いているので、むしろ暑いぐらいなんです。
車移動が主だと、冬でも半袖の人がいる!
北海道は車社会なので、殆どの方が車で会社に行ったり、買い物に行ったりします。コンビニも車です。
ここまで説明したとおり、建物の中はとにかく暖かい。
車の中も暖かいとなると、家→車→店→車→家 という感じになって外気にさらされることがほぼ無いことがわかります。
私が北海道に来て驚いたことの一つに、マイナス20度の日のレンタルショップで半袖の若者、スエット上下だけの若者を見かけたときでした。
こんな寒い日に大丈夫なの?と初めてみたときは思ったのですが、上記の説明の通り車移動になると薄着でも過ごすことができるというわけです(ちょっと極端ですが)。
まとめ
- 北海道の住宅は暖かい
- 鉄道利用時も東京より寒さを感じる長さが短い
- 車移動になればさらに寒さを感じる時間が短い
- 東京の方が寒いよ~
ということでした。
ちなみに、冬期間の「アイスクリーム」の消費量は北海道が一位だそうです。
これは暖房の効いた部屋が暖かいせいでアイスが美味しく頂けるからなんですね。
私も北海道に来てからアイスを食べる機会が断然増えました(笑)